2-3.コミュニケーションの方向性

◇話の伝わり方、つまりコミュニケーションの方向性には、色々なパターンがありますが、大きく分けると三区分になります。それは一方向伝達型・双方向対話型・ネットワーク型の三つです。

◇ラジオやテレビ放送、新聞・雑誌や本によるものは、一方向伝達型です。演説や講演もこのパターンと言えます。

◇それに対して電話は双方向対話型です。相手の応答を確認しながら話を進めることができます。さらに進んだテレビ電話では相手の顔を見ながら話せます。

◇三つ目はネットワーク型です。多数の会場を結んでのテレビ会議や、中古車のパソコンネットによる「競り売り」などの例があげられます。
◇コミュニケーションの方向性には、このように三つの型がありますが、発達の過程としては一方向から双方向へ、そして更にネットワーク型へという流れが見られます。
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