「ウォークマン」は商品名ですが、一般名詞といってもよいほど有名です。 その成功した商品開発の全体像をこの9つの疑問詞で考えて見ましょう。

What  :ウォークマンの開発
Who   :ソニーの若手開発マンたちが
Whose :音楽好きの若者達を虜にして
When  :いつでも=歩行中でも・ジョギング中でも
Where  :どこでも=電車・バス等の乗り物の中でも
How   :イヤホーンでステレオ音楽を聴ける
Which  :再生機能のみ、音質は落とさずに軽量化
Whom :ヤング向けに低価格で提供
Why   :イージーリスニング

 ウォークマンの成功の秘密は一口に言って何であったのでしょうか。ーーそれは時間と空間の超越です。元々ラジオ・テレビ・ステレオ・カセット等は十分に市場が出来上がっており、 そこに入り込む余地はないかと各メーカーが皆模索中でした。ソニーが一早く、いつでも「When」、どこでも「Where」聴ける音楽という新しいスタイルを実現させたので、ウォークマンは成功したのです。
 
 
左の表はこれまでの3行3列の簡単な表に比べて多少複雑になっていますが、これは行と列についてのカテゴリー表示を入れたものです。
 
まずは横軸には行動様式を@ウォント Aプラン Bアクションに取っています。ウォントが中央にあるのはメインテーマを中心に置きたいからです。
 縦軸はコミュニケーションを主体・時空・客体に取っています。
 例えば@ウォントと客体の交差したところにはWHOSEが位置しますが、そこにはソニーが狙っていた(お客様)音楽好きを味方につけて(虜にして)が入るというわけです。
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