皆さんは小学一年生の夏休みに絵日記を書いたでしょうか? わたしは宿題で出されて、8月末にまとめて書いたことを今でも覚えています。花火大会・スイカ割り・海水浴などをテーマにしました。そして絵日記帳の上半分に絵を描いて、下半分に縦書きで文章を書きました。

 日記文の内容は忘れましたが、いつ、どこで、だれと、何をして、どうだったか、またそれはなぜか等をちゃんと織り込んで書いていたと思います。このような習慣は高学年になっても国語の作文、理科の実験や社会科のレポートなどに役に立ちました。

 私たちは赤ちゃんとして産まれて「オギャー」と声を発して以来、数年すると「あれなーに、これなーに、どうしてそうなるの、なぜ・・・」とか言い出す時期が来ます。これは自分で考えようとする思考力が付いてきた証拠です。その際に、お父さん・お母さんはしっかりと受け応えをしてあげることが大切です。「そんなの分からない」とか「忙しいから後にしなさい」とか言って構ってあげないと子供の思考力はしぼんでしまいます。

 この「なに・なぜ質問」すなわちWhat疑問文を自ら発して考えようとするのが思考の基本です。お医者さんが患者さんに質問するのを「問診」といいますが、「はい」と「いいえ」で答えられる質問よりも「なに・なぜ質問」がより重要となるそうです。患者としてもそれらの「なに・なぜ質問」に対する答えを予め整理しておけば、診断もより早く、より正確にしてもらえることでしょう。
 「いつ、どこで、だれが、なぜ、なにを、どのように」=(When,Where,Who,Why,What,How)は通常5W1Hと呼ばれていますが、これらのWhat疑問文の使い方を再確認しながら思考の筋を探って行きましょう。
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