★ 正方形とそれに内接する円形と正方形に内接する二等辺三角形の三つの関係を比較すると綺麗な比率が浮かび上がります。それを要素別にまとめたのが左の表です。 
 *比率は横方向(行)にのみ見てください。(列方向は比にはなっていませんの要注意) 申し訳ありませんが、それぞれの計算は省略させていただきます。

★ 先ず、左のイラストのように円・三角形・正方形を中央の軸で回転させて出来る立体です。
円錐と球体と円柱の体積比は1:2:3と単純な数値のみです。
 その他の要素ではΦ(ラージファイ=黄金比)やπ(パイ=円周率)が加わっています。特に、断面周囲の比は平面図を囲んで縄張りする場合の縄の長さの比に相当する訳ですが、そこにはΦとπの関係が見られます。

★ 更に考察を進めます。
立方体とそれに内接する球体の体積比は12/π:2=6/π:1で、1.9099:1の比となり、元の立方体を1とすれば逆数のπ/6が求められて、約0.5236という数値が現れます。これがギザの大ピラミッド1キュービットの単位に相当します。
その意味するところは、立方体の石材から最大限の球体を切り出す場合の比を示していると言えます。

 また、円柱と立方体の表面積の比は3:3*√Φ=1:√Φから黄金比の平方根である約1.272という数値も導かれます。これもピラミッドの高さに関する値です。すなわち底辺の半分を1とした場合の、ピラミッドの高さの比が1.272になるのです。

★ アルキメデスが円錐と球体と円柱の体積比は1:2:3になることを発見したように学んでいたのですが、藤原肇博士によれば、もっと古くピタゴラス(学派)が既に認識していたようです。
        <千々松 健>