☆ 日本の古神道で使用されていた「ひふみ算」は現代数学では数論で「法」または「モジュラー算術」と呼ばれるもののうち、9という数を特別扱いしたものです。
その計算方法(mod9)によってフィボナッチ数列を操作すると、24項目ごとに循環する「数の流れ」が出現し、前半の12項目と後半の12項目には陰陽の対称関係が見られます。
(下記のPDFを参照のこと)

□ 更に考察を進めた結果、ルカ数列から得られるルカ系列はフィボナッチ系列を2倍ないし7倍した場合に相当し、同様に3倍ないし6倍したものはケン系列、4倍ないし5倍したものはミチコ系列と命名しました。それらの「四つの数の流れ」を頭文字から「FLKM系列」と呼ぶことに致しました。

「mod9」の世界では1-8、2-7、3-6、4-5の流れと8-1、7-2、6-3、5-4とは点対称の関係にあり、これら四種類の数の流れが基本となって、全てのものが陰と陽の関係でバランスしようとしているのです。

〇 左の図は中心を0として45度に4軸を採り、8までのメモリでFLKM系列をグラフ化したものです。まさに『法輪』に見えるのではないでしょうか。

2009.5.20 千々松 健
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★ FLKM系列の4つの数の流れをそれぞれ紙テープの表裏に書いて、メビウスの輪にし、ゼロを中心にして合体させたカタチを作りました。題して「生命智の花」(Flower of Cosmic Wisdom)
同じ位置にある表裏の数を足すと、1+8=9、2+7=9、3+6=9、4+5=9、0+9=9 と全てが9になります。中心は全ての0が重なっているので足しても0になります。

この制作過程で、不思議にも「ひふみ神示」の次の一節が想起されたのです。
『フトマニとは大宇宙の法則であり秩序であるぞ 神示では〇一二三四五六七八九十と示し その裏に十九八七六五四三二一〇があるぞ 誠であるぞ 合せて二十二 不二であるぞ 神示の始めに示してあろう 二二(富士)は晴れたり日本晴れぞ』
上記に言うフトマニとは「二つを足して次の間に置く」というフィボナッチ数列のアルゴリズムに他なりません。この一節こそは、今回の『生命智の花』の出現を預言したものだったのです。

2015.2.11追加

最新の「21世紀マンダラモデル」pdfはここからご覧い下さい

FMn≡FLKMchain(mod 9)
『神聖比例(黄金比=Φ≒1.618)を生じるフトマニ数列群(フィボナッチ数列はその特殊例)は、法を9とするモジュラー算術(mod 9)で観察すると、24で循環する4つの数の流れ(FLKM系列)のどれかと合同になる』
この合同式を「未来を変える方程式」ないしは「未来を変えるアルゴリズム」と呼びたいと思います。

<万物の自己組織化の生命知を示す実体であるかも知れません>

● また、モトアケ=フトマニ図に見られるいろは48文字は、コトバとカタチの世界を結び付けようとしたもののように見られ、「三木三鳥」(ミキミトリ)と残されているのは、年輪のような幹に見えるモトアケ図の中から、三文字を採って和歌の始めの句に歌い籠めなさいという和歌のルール(奥義)となっていたのです。