1-6.ウォークマンの成功

◇「ウォークマン」は商品名ですが、一般名詞といってもよいほど有名で世界的に売れています。その成功した商品開発の全体像をこの『マンダリックス』で再現して見ましょう

What :「ウォークマン」の開発
Who  :ソニーの若手開発マンたちが
Whose:音楽好きの若者達を虜にしたい
When :いつでも=歩行中でも・ジョギング中でも
Where:どこでも=電車・バス等の乗り物の中でも
How  :イヤホーンでステレオ音楽を聴ける
Which:再生機能のみ、音質は落とさずに軽量化
Whom :ヤング向けに低価格で提供
Why  :イージーリスニング
◇「ウォークマン」の大ヒットにより、ソニーの開発陣は次々に改良を重ねて新製品を出し、他社もそれらに追随します。やがて、カセット再生機能のみではなく録音が出来る機種も登場し、液晶画面でテレビが見えるTVウォークマン、CDウォークマン更にはMDウォークマンへと発展して行くのです。
◇ウォークマンの成功の秘密は一口に言って何であったかというと、時間と空間の超越です。元々ラジオ・テレビ・ステレオ・カセット等は十分に市場が出来上がっており、そこに入り込む余地はないかと各メーカーが皆模索中でした。ソニーが一番早く、いつでも「When」、どこでも「Where」聴ける音楽というスタイルを実現させたので大ヒットしたのです。
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