●図形の基本は○△□ですが、仕事も同じく○△□で考えて、三つの輪、ピラミッド、3行3列のマトリックスのツールを使用して「見える化」が可能です。
 人間の行動様式をWant>Plan>Actionで考えると、先ず最初のWantすなわち何をしたいのかは、何が出来るのか、何が必要とされているのかを含めた三つの視点から良く検討して、左図のように三つの輪が重なる事柄を大事な「こと」として最優先順位とします。
 そのときの注意点は、ムリ・ムダ・ムシをしないことです。たとえしたいことであっても出来ないことはムリで、求められていないことをやるのはムダになるし、やりたくないことはムシしてしまうからです。

▲次にPlanはピラミッドで考えましょう。テーマを底面として、4つの側面を問題、原因、対策、目標とし、ピラミッドの頂点をゴールと位置づけます。そして、Wantで決めた最優先事をテーマにして、現状の問題点を挙げ、その原因を分析し、対策を練り、実行可能な行動計画を立て目標を定めて行動に移します。
 そこで新たな問題が発生したらまたこの4サイクルを繰り返して行き、ピラミッドの廻りをぐるぐる上るようにして頂上に到達するというイメージです。このPlanの段階では問題分析が重要となるでしょう。
 そのときの注意点は、GoalにはQCD(クオリティ・コスト・デリバリー)に関するものを当てることです。簡単に言えば「うまい・安い・早い」といった価値のある目的/ねらいを設定することが大切です。

■最後はActionです。実行可能な具体的な計画を構築する際に使用すべきツールが四角形からイメージされる3行3列のマトリックス表です。それぞれのます(Box)には9つの疑問詞が入っています。5W1HにWhich、Whose、Whomを加えて8W1Hとなります。いわゆるイエス・ノーで答えられないオープンクエスチョンの全てが揃っています。
 テーマであるWhatを中心に置いて、四方八方の?のBoxに該当しそうな事柄を出来る限り記入していきます。出尽くした時点で全体を眺め、相互関係を読み取り、8W1Hに対する答えから最適解を選択してストーリーをつくり上げれば実行計画は完成です。
 そのときの注意点は、WhyとWhoseにあります。先ずWhyですが、初めのうちに考えたものが本当の原因であることは意外と少なく、本当の原因は何故を何回も繰り返す必要があることです。またWhoseは誰を味方につけるのかにより、実行が伴うか伴わないかの別れ目となるでしょう。

 以上の●▲■の見える化ツールを大いに活用して、仕事を上手く進めてください。もちろんこれはよく知られているPlan>Do>Seeの考え方の応用に他なりません。
 このようなビジュアルな道具があれば、思考の助けになるでしょう。「思考道」の目的とねらいは、要するに左脳と右脳の両方を同時あるいは相互に働かせて、脳の活性化を図りながら創造性を高めることにあるのです。

 *日本語と英語の詳細ツールはこちらからご覧ください。