◇「我、ことにおいて後悔せず」これは宮本武蔵の独行道に出てくる有名な言葉です。ではこの「こと」とは一体何でしょうか? また後悔しないためにはどんな「こと」をすれば良いのでしょうか?

◇「こと」には三つあると言われています。それは「したいこと、できること、求められていること」です。それぞれを集合と考えて三つの輪をイメージすると、輪が三つ重なるところが出来ます。

◇この重なった中心部分の「こと=(だいじ)なこと」(MUST、To do)をすれば後悔しないで済むのです。そして、この部分の面積を日々、年々拡大していくことが、我々にとってのなのだと思います。

◇もしも、二つだけが重なっている部分をすることにすると結果はどうなるでしょうか?したいことでできることでも求められていないことをするとムダになります。また、したいことで求められていることでもできないことはムリになります。さらに、できることで求められていることでもしたくないことをはムシされる運命にあります。

◆ゲーテも同様なこと、すなわち「無理、無視、無駄」の発生については言い残していますが、中心の「大事」については触れていません。従って、西洋のゲーテと東洋のムサシの思考の融合が必要となるわけです。