「五輪書」は宮本武蔵が地の巻、水の巻、火の巻、風の巻、空の巻の五巻に剣術の秘伝を書き残したものです。五輪とは五輪塔に見られる宇宙の五大生成要素に由来しています。
この「五輪」にあやかり、現代の五輪書すなわち経営に関する「経営五輪書」をイメージしたらどんな内容になるでしょうか? 従来から言われているヒト・モノ・カネの経営の三要素に情報と市場(時間と空間)を加えて新五輪としたら良いと思います。
地の巻はモノについて、水の巻はヒト、火の巻はカネ、風の巻は情報について、そして最後の空の巻は市場(マーケット)についてです。空から空間をイメージして、地の利・立地条件・活動範囲を考えて、時間と空間を持つ市場(しじょう)に行き当たりました。
たとえ技術的には優れた製品を売り出しても、市場で売れなければ価値は無い訳です。また、私たちは東西対立の解消から、計画経済や統制経済ではなく自由な市場経済の大切さを学び取ったのです。
<五輪塔の形と経営五輪のイメージ>
人間が作るものは四角っぽいものが大半ですのでモノは図形でイメージすると四角になります。ヒト自体は自然ですから丸い形のイメージです。特に女性はそうでしたね。カネは人間が論理的に考え出した第三の創造でしたから三角のイメージにぴったりです。
また情報は「風の便り」の情報でもありますから元の五輪に似ていますし、月の満ち欠けのように絶えず変化してるのでその性質からも三日月型でしょう。残る市場は宝珠形です。彗星や雨のしずくの形です。あっという間にチャンスは逃げてしまうということでしょうか。